講師

ドラマ「逃げ恥」と、技術習得のためのステップ

今期のドラマで楽しみにしているのが、火曜日の夜10時からやってる「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマだ。

内容は「社会派ラブコメディ」という位置づけで、「結婚とは?」=「恋愛+家事」
夫=雇用主、妻=従業員という考えを元に、契約結婚をした男女の物語(公式サイトより)です。

その登場人物の男性が、自分に自身の持てない「プロの独身」と自称する人。
恋愛をあきらめているんだけど、契約結婚をしたことで一緒に生活する主人公の女性にどんどん惹かれていく。
で、女性の方も男性を好きになるんだけど、恋愛から一歩引いて雇用関係を維持しようとする男性にいま一歩踏み込んでいいのか、仕事として割り切るのがいいのかモヤモヤと悩む

そして視聴者も、「早くくっつけよ!あーもうじれったいな!!」とモヤモヤする・・・そんな感じのドラマです。

恋愛ストーリーのモヤモヤとハッピーエンドの関係

物語の楽しさのひとつに、ハッピーエンドがある。
でも、ハッピーエンドにそのまま突き進むと、そのハッピーって安っぽく感じられる。
例えば、二人の男女が何の障害もなく、「結婚しました。めでたしめでたし」では物語にならない。
(この後すごい不幸がふたりを待ち構えてるのでは・・・と勘ぐりたくなる)

なので、毎回ちょっとずつ障害(手がつなげない)を出し、クリアする・・・ストレス発散
またちょっと大きい障害(キスができない)を出し、またクリアする・・・ストレス発散
これを繰り返していくと、ハッピーエンドの物語が出来上がります。

ちなみに、いきなり大きな試練を与えるとどうなるか。
例えば、ロミオとジュリエットのような、自分たちでどうする事もできない障害を与える。
すると、ひたすら悪いことが繰り返され、悲劇が出来上がります。

思ったんだけど、実は勉強もそうだった

学習のハッピーエンドは、技術の習得・・・つまり、できるようになること。
それまでに、いくつかの段階を踏んで勉強していかなければならない。

簡単すぎる学習は身につかない。
いきなり大きな難しい学習は、あきらめで終わりやっぱり身につかない。

ある程度ぎりぎりの乗り越えられる試練を与え、それを繰り返して行くのが、生徒にとって一番いいなと最近思った次第です。
だけど、全員を一度にハッピーにするのは難しいよな・・・という、講師歴0年のつぶやきでした。

まあ、難しい話しは置いておいて・・・

主題歌「恋」はいいよね。朝に聴くと一日中頭の中でグルグルしてる。
そして、星野源さんのダンスがキレッキレでカッコいい

最後に次回予告が入るので注意!

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