代表挨拶

ガンズシステム
代表 岩間 崇

自己紹介をさせてください

私はガンズシステムの代表をしている、岩間 崇(いわま たかし)といいます。
2014年6月に「ガンズシステム」という屋号で個人事業主として開業しました。

「個人事業主として独立したのはなぜ?」と聞かれたら、「情報技術の知識を提供し、社会貢献がしたかった」とか、カッコいいことを言いたいですがそうではありません。きっかけは、私が前に勤めていた会社の出張先で起こりました。

その頃は山梨から埼玉に出かけていて、月曜日から金曜日までずっとビジネスホテルに泊まり、週末の土日しか家にいない生活をしていました。結婚8年目で子どもはいなかったのですが、不妊治療の末にやっと子どもを授かり、妻は出産を2ヶ月後に控えて大きなお腹をしていました。不自由な状態で、ひとりで家にいるのはかなり不安だったろうなと思います。

そんな時に、東北大震災が起きたのです。

高速道路が通行禁止

金曜日でした。
家に帰ることを楽しみに仕事を頑張っていたところ、大きな揺れがありました。
作業していた建物から避難をし、スマホの情報で東北を震源に大きな地震が起こった事を知りました。
すぐ家に連絡してみましたが、全く電話が通じない。そして最悪な事に、高速道路が通行禁止となっていました。
身重の妻が家に一人でいるのに、帰ることもできない連絡を取ることもできないのです。

なんとか帰ろうと、いろいろ方法を考えました。
しかし、下道で帰ろうにも道路は信号が消え渋滞していつ到着できるか分からない。
迂回して山道を行こうにも、落石などの危険性があるとのことで無理に移動もできない。
最良の選択肢は、「待つ」ということだけ。ビジネスホテルの停電で真っ暗な部屋の中で、やきもきしながらスマホとにらめっこしてた記憶があります。

次の日の朝、電気も回復し、テレビで高速道路の通行ができると言うニュースが確認出来たら、すぐにビジネスホテルを出ました。
車を飛ばして2時間、無事に家到着すると、私の事を心配していた妻が泣いて抱きついてきました。
この時、「無事でよかった」というホッとした気持ち。「ああ、心配をさせてしまったな」という申し訳ない気持ち。
そして、いざという時に家族の元に駆けつける事ができない自分の状態にとても腹立たしくなりました。

家族のために仕事をしているのに、いざという時に家族を守る事ができないなんて意味が無い。
なにかあったときにすぐに駆けつけられる距離にいられないなら、今の仕事を辞めるしか無いんじゃないか?
この時の気持ちが、私が独立したきっかけです。

そして、新しい一歩

幸運な事に、前の会社では多くの事を身につける機会がありました。
プログラムの技術、システムの作り方、パソコンの講師、お客さんとの関係づくりなど・・・後はその経験を活かして、自分が心を決めて一歩踏み出すだけ。
そして、震災が起きてから3年後、2014年6月個人事業主「ガンズシステム」を起業。

震災の時にお腹にいた子どもも無事に生まれ、これからお金がかかると言う事が分かっていました。会社にいることで得ていた定期的な収入が無くなる不安もありました。
ですが、やはりあの震災で自分が家族の近くにいれなかった事、それをなんとかするには独立するしか道が無かったと今でも思っています。

そして独立した今、お金の面での苦労はありますが、子どもの成長を近くで見ることのできる喜びや、家族を守れるという安心とのなかで、個人事業主としての成功するために頑張っています。
一歩は踏み出したので、あとは家族のために今度は走るしかないそんな状態ですね(笑

あなたの新しい一歩

新しい一歩を踏み出すことで、ひとつの状況を打開することができます。
ですが、確かに新しい事を始めるのはたくさんの勇気が必要になります。
私は、自分一人で一歩踏み出しました、しかし、ひとりは心細く、また準備にも多くの時間を費やしてしまいました。
誰か助けてくれる人がいたら、もっと力強く素早い一歩ができたんじゃ無いかと思っています。

もしパソコンなどIT関連で新しい一歩を踏み出したいと思っているのに、その一歩を躊躇していましたらご連絡ください。ガンズシステムがあなたの新しい一歩をお手伝いいたします。

Begin to shoot your bullet
(あなたの初弾を打ち出します)